有機栽培と健康食プロジェクト

有機栽培と健康食プロジェクト
2020.01.06
PROJECT

旬を食らう「健康ピクルス」

東久留米市内の「落合川と南沢湧水群」は、「平成の名水百選」に、東京都で唯一選ばれています。豊かな湧き水がある地域に都市農家の一つ”野島農園”は立地し、400年以上もの歴史を持っています。

農園は4反ほど、マンションや住宅に囲われ、”緑のオアシス”のよう。屋根には全体を覆うようにソーラーパネルが設置されて、発電量は(個人では)東京都内で有数を誇ります。

水も電気も土も労力もすべて自然の恵みそのもので運営されている農園は、近隣の学校や高齢者向けに収穫体験を定期的に実施している他、子供達などにもっと日本の文化であるお米について知ってもらいたいと、餅つきイベントも開催しています。

農園のお野菜は有機栽培で、一部自然栽培に近づけるよう近所の”浄牧院”の落ち葉を利用しています。

農業と福祉を繋ぐ

ご訪問した当初、近くの福祉施設のポリフォニーが週2回ほど体験農作業をされていました。農園主の野島さんが、“一日に一回は土に触れなさい。優しい土のエネルギーを感じなさい。”と、お誘いされたそうです。草むしりや収穫をお手伝いして、採れたお野菜をランチ用にとお土産に持ち帰るといった雰囲気でした。

“リカバリーカレッジ・ポリフォニー”は、障害者サービス・生活訓練事業所です。

障害を抱える方、社会になじめなかったり、生きづらさを感じている方々が入所する施設で、決まったメンバーが参加し、調子が悪い日は畑に来ない週もあるようでした。のちに、障がいを持つ方の直接雇用に力を入れている”就労移行支援事業所 ピュルエルワーク”が加わり、畑のお手伝いは週4回になりました。

高齢化が進む農園では、農園に関わっている横山さんが「非常に助かっています。」「意外と力あるんですね!」と、うれしそうにおっしゃっていました。室内ではできなかったことが、畑では出来たりしています。とポリフォニーの施設長 時田さんがおっしゃっていました。そのような話が聞けてとても嬉しいと思いました。

関わりが深くなるように

野菜を製品化することで、施設の利用者は畑仕事以外でも作業の種類が増え、携わることが出来る人が増えます。畑仕事やラベル張りや出荷作業のどれかに関り、その商品が地元で販売されることで、地域に存在を知ってもらうきっかけとなり、収入を得ることでさらに農作業への関心が深まります。

農園では収穫体験などのイベント以外の普段の日でも、人の出入りがあることで、毎日生き生きと健康寿命が延びていきます。
重い石を運んだり、深い穴を掘るなどの重労働も手伝ってくれる可能性があります。

地域の皆さんが優しい気持ちで関わることにより、輪が出来上がり、たわいのない会話の中からその地域の文化や伝統が受け継がれていきます。


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