お酢 -時期 1月~5月仕込

2024.01.26
COLUMN

酢
お酢は健康に悪いのか?

 
 
お酢は消化器官を刺激するほか、摂り過ぎで下記のような症状が起こりうる可能性があります。
・酸によって歯が溶け出す。
・喉が炎症を起こす。
・汗とともに出る体臭がキツくなる。

また、酸っぱく刺激がありますので、空腹時は避けた方がいいでしょう。
食事前にお酢を摂取すると、唾液の分泌を促進する働きによって、その後の食事量が増えるおそれがあります。

効摂り過ぎは健康に良くないですが、
1日大さじ1、2杯(15mL~30mL)を継続して取り入れることで期待できる健康効果が近年注目されています。

 
■ 食後血糖値の上昇抑制
一部の研究結果では、食後の血糖値を下げる効果があると報告されています。
食事中にお食事と一緒に摂取する方法で健康維持が期待できます。

■ 血圧を下げる効果
お酢に含まれる酢酸は、血管を広げるアデノシンに働きかける作用があり、血圧の上昇を抑える効果があると報告されています。

■ 体脂肪・内臓脂肪を減らす効果
1日あたり大さじ1、2杯程度のお酢を継続して摂取することで、お酢に含まれるアミノ酸が脂肪燃焼をサポートし、
内臓脂肪を減少させるという研究結果が出ています。
ダイエット効果を高める場合は、運動を開始する30分前にドリンクにして飲むのがお勧めです。

■ 疲労回復効果
筋肉のグリコーゲンが減ると”疲労”を招きますが、糖分と一緒にお酢をとることで、
筋肉中の活力源であるグリコーゲンを増やすことができるので、疲労回復につながるといわれています。

■ 間接的な貧血予防
鉄欠乏性貧血を予防するには、食生活を改善することが大切です。酢、香辛料、梅干しなどは胃酸の分泌を高め、鉄分の吸収をよくしてくれます。

これら以外にも、脂肪肝やNASHを改善する可能性や肝炎、肝癌発生抑制にもかかわる可能性があり研究が盛んにおこなわれているようです。
バランスの良い食生活に、酢の物を程よく加えることが健康に繋がると考えられますので、積極的に取り入れたいですね。

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