健康ピクルス ~6月の収穫野菜~ 効能紹介2

健康ピクルス ~6月の収穫野菜~ 効能紹介2
2021.06.30
PROJECT

野菜たちの効能を紹介の続きです!
今回はアリシンがたっぷり含まれるニンニク島らっきょう玉ねぎをご紹介します。

 

|ニンニクにんにく畑

紀元前3,000年以前から古代エジプトでは、ニンニクは薬用やスタミナ源として食されていました。
スーパーなど店頭で通年みられるニンニクは乾燥させたニンニクです。乾燥
前に出荷される生ニンニクは6月下旬ごろに旬を迎えます。
日持ちしないため、生ニンニクはほとんど出回りません。今回はこの生ニンニクをピクルスにしてみました。

ニンニクの香り成分である「アリシン」には免疫力を高める働きや疲労回復の働きがあります。アリシンがビタミンB1と結合することでできる「アリチアミン」は褐色脂肪細胞を活性化させるあるため、脂肪細胞を燃焼させる効果が期待できます。
ニンニクのにおい成分の一種である「メチルアリルトリスルフィド」には、血液の凝固を予防する働き(抗血栓作用)があり、高血圧の改善に有効です。

にんにく

 

|島らっきょう島らっきょう

島らっきょうは、沖縄で古くから食べられてきた地域独自の野菜「島野菜」の1つです。王道の漬物だけでなく、炒めものや和え物などレシピのバリエーションも豊富。シャキシャキとした食感と、ピリピリっとした辛味があとを引く美味しさがお楽しみいただけます。

島らっきょうに多く含まれる香り成分である「アリシンは、血液が固まるのを遅らせる働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防にも役立つと考えられています。アリシンが体内でビタミンB1と結合することでできる「アリチアミン」は、糖質をエネルギーに変える働きをします。この働きが疲労回復や滋養強壮の効能に繋がります。
島らっきょうには「食物繊維」も含まれてます。驚くことに、食物繊維が多いといわれるキャベツやごぼうよりも多く含み、腸内環境を整える働きがあります。

島らっきょう

 

|玉ねぎ玉ねぎ畑

原産地は中央アジアから地中海あたり。エジプトやヨーロッパでは紀元前前から栽培されていたといわれていますが、日本で本格的な栽培が始まったのは明治時代です。
玉ねぎは、旨み成分が多く、西洋料理のベースに使われるため「西洋のかつおぶし」と呼ばれています。

玉ねぎには、刻んだ時に目にしみたり、食べると辛いと感じる成分アリシンが含まれます。「アリシン」は血液が固まるのを抑制するので血液をサラサラにし、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などに効果的です。また、血糖値の上昇を抑える働きもあるので、中性脂肪やコレステロールが高い人、糖尿病の予防にもおすすめです。
ケルセチン」という玉ねぎの色素や渋み成分であるポリフェノールの一種が含まれており、活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。抗酸化作用によりシワなどの老化防止免疫力低下による風邪の予防やガンの予防に期待できます。玉ねぎ

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