奄美の恵み!~コクのある純黒糖~

2021.04.23
COLUMN

奄美の大自然のなか、昔ながらの無農薬有機農法にこだわって生産されたサトウキビ。
そのサトウキビから昔ながらの製法でつくられた、純度100パーセントの純黒糖

IZUMIYA東京店とのコラボで、奄美大島の地方創生クッキーを計画していた時に、大山自然果樹農園の大山さんが作る黒糖の存在を知りました。

農園のオーナーである大山幸良さんは1928年生まれの93歳ですが、現役で、黒糖・グアバ茶・くびき茶をつくり続けています。

黒糖は作り手によって、また炊く釜や温度によって、随分と味の違いがあるそうです。
加計呂麻産のがんみつ黒糖のように、そのままぱくり!と優しいコクの甘さのモノもあれば、大山さんが作る黒糖のように、濃厚コクのある仕上がりのモノもあります。

黒糖の使用方法は様々ありますが、私の一番のお気に入りは、ホットカフェラテに固形のまま入れて、溶けて少しずつ甘くなっていく味の違いを楽しむ飲み方です。
「ホッとするひと時です。」 …ちなみに私は、真夏でもホットカフェラテを好んで飲む人です。

1日や2日に1回とたびたび飲んでいると、現地調達した黒糖がすぐ無くなってしまい…。
仕方なく近くのスーパーで購入したもので代用すると、味の違いに満足できません。
「いつの日かまたあの黒糖でカフェラテを飲みたい」との欲求にかられます。
「大山黒糖」中毒かな?(笑)

普段の砂糖よりも高価になりますが、効能を知ると煮物など料理に使っても罪悪感はありませんね。
料理に使う場合はレンジに少しかけて、削るようにほぐすとホロホロと砕けますので、粉末状にした方が使いやすいと思います。
量にもよりますが、20秒から様子を見ながら10秒ずつ加熱時間を増やしていきます。
温めすぎると飴状になってしまうので、要注意です!

特別な日のお料理にお勧めします。

 

奄美大山果樹農園では、無農薬有機栽培によるサトウキビを使って、純度100%の黒糖を手作りで製造しております。
昔ながらの製造方法にこだわっており、そのため手間暇がかかっていますが、他にはないコクのある黒糖に仕上がっています。
サトウキビの旬の時期にしか製造できないため、希少価値が高い大山自然果樹農園の黒糖。
そんな「大山黒糖」を味わってほしい想いから、皆さまへ届けられないかと調整を重ねています。