初登場!喜界島から届くミネラルたっぷりの『タンカン』

鹿児島市から南へ約380キロ。美しい海に浮かぶ喜界島(鹿児島県大島郡喜界町)は、サンゴ礁が隆起してできた〝宝の島〟です。現在も年間約2ミリずつ隆起を続けており、島全体がサンゴ由来の石灰質土壌で覆われています。
この島を車で走り、丘の上から見下ろすと、サトウキビ畑が島一面に広がる、雄大な景色に出会います。道端にはパパイアが自生し、私たちが普段お届けしているバナナも豊かに育つなど、島全体がまさに〝果実の楽園〟です。
そんな生命力あふれる喜界島で育てられた『タンカン』は、奄美大島や徳之島のものとは、また少し違った魅力を持っています。
その秘密は、島特有の土壌にあります。サンゴ由来の石灰質土壌は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが極めて豊富。さらに多孔質で水はけが良いため、果樹に程よい水分ストレスがかかり、果実の糖度がギュッと凝縮されるのです。喜界島の『タンカン』は、豊かなミネラルに支えられた〝澄んだ甘み〟と、南国の太陽を閉じ込めたような明るい果実味が特徴です。
喜界島の『タンカン』を取り扱うのは、今年が初めて。
1月に取材で喜界島を訪ねたご縁で、取り扱いが始まりました。
原田果樹園

素晴らしい環境の中で、極めて困難な栽培に果敢に挑戦しているのが、原田果樹園の原田彰さんです。
原田果樹園の『タンカン』は、「農薬・除草剤不使用」。
甘い果物は、当然ながら虫たちも大好物。その中で農薬を使わずに栽培を続けることには、人一倍の苦労が伴います。しかし、喜界島の持つ大地のエネルギーが木そのものの生命力を高め、この自然のままの栽培を可能にしているのです。農薬不使用ということは、皮ごと召し上がっていただいても問題ありません。より健康に配慮される皆様にとって、これほど安心で魅力的な果実はないでしょう。


お酒のエキスパートである筆者は、よくオレンジを使ってカクテルを作ります。
カクテルにはオレンジのピールを使うものですが、「このオレンジは海外産だし、どんな防腐剤がかかってるんだろうか?」と不安に思うことがあります。しかしその面において、原田さんのタンカンは何の心配もありません。
タンカンはネーブルオレンジとポンカンを掛け合わせた柑橘。皮は硬くて薄いというのが特徴ですが、瑞々しい皮からは柑橘の芳香がほとばしります。
株式会社enough

そしてもう一つ、喜界島で黒糖をはじめとした地域産品のプロモーションに尽力している株式会社enoughからも、嬉しい便りが届いています。
今回enoughからご紹介するのは「訳あり」の『タンカン』です。「訳あり」というのは、果実の大きさが不揃いであったり、強い風に吹かれて皮に自然の擦れ傷がついていたりするためです。しかし、小ぶりな果実ほど味が濃縮されているとも言われるように、大きさが違っても中身の美味しさはそのままです。
見た目のバラつきはありますが、喜界島の石灰土壌にしっかりと根を張り、海風と太陽の恵みをいっぱいに受けて育った力強い味わいを、お手に取りやすい形でお楽しみいただけます。幸い昨年台風が少なかったことから、今年は傷物が少ないということもお聞きしています。

奄美大島、徳之島に続き、今年から新たにおらがまちのラインナップに加わった喜界島の『タンカン』。
名残惜しいことに、今年の『タンカン』の季節もあと少しで終わりを迎えようとしています。
原田果樹園の自然の力強さ、そしてenoughが届ける大地の味わい。今年初めてお届けするこの特別な果実を、春が訪れる前の最後の名残として、味わってみてください。



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